イメージコンサルティングでよくいただくご相談のひとつ「好きな服が似合わない」。
好きな服を着たいのに似合わないと、自分の外見を否定的に見てしまったり、好きな服が似合っている人を羨ましいと思ったりしてなかなか自分に自信を持てませんよね。
この問題は過去のブログでも取り上げてるんですが
「似合う服」と「好きな服」が違って悩む理由
こんにちは、イメージコンサルタントの斉藤です。 先日Twitterに投稿したつぶやきの反応が結構よく、今もインプレッショ ...
続きを見る
「似合う服で好きな服が見つからない」からの脱却
こんにちは、イメージコンサルタントの斉藤です。 今日は前回の記事の続編です。 前回の記事はこちら↓ 「似合 ...
続きを見る
今回は、「好きな服と似合う服が違う」が勘違いなケースについて。実はこれ、意外とよくあります。
目次
「女性らしい服が好き」なお客さまの事例
先日のお客さまは、フェミニン系やコンサバ系のキレイめな服が好きな方でした。
とイメージコンサルティングを受けにいらっしゃいました。
でも、似合う服を診断すると、女子アナっぽい感じ、上品で女性らしさのあるファッションが得意で、好きな服と似合う服の方向性は合っているという結果に...。
似合うはずなのに違和感を感じるのはなぜ?
好きな服が似合わないわけではなく、むしろ好きな服と似合う服の方向性は一致している、じゃあ、なぜ違和感が…?
というと、原因はふたつありました。
違和感の原因その1:ヘア&メイクと服の調和
ひとつは、首から上(ヘア&メイク)と首から下(服)がマッチしていなかったから。
前髪のあるショートヘア&ナチュラルメイクで首から上は子供要素が強かったのに対し、大人×女性の服で首から下は大人要素が強く、このズレが違和感を作っていました。
首から上=子供(前髪のあるショートヘア&ナチュラルメイク)
首から下=大人(大人×女性の服)
すっぴんにドレスを着たら誰でも違和感がでるのと同じで、ヘアメイクと服の調和は大切です。
違和感の原因2:メイクカラー選び
そして違和感につながっていたふたつめの原因は、苦手なメイクカラーを選んでいらっしゃったこと。
パーソナルカラー診断をしたところ、クリアで青みを感じる鮮やかな色が似合う方だったんですが、使用していたのはくすんだ黄みを感じる色。得意ではない色を纏うことで顔がぼんやりし、色をのせてもメイクをしていないような仕上がりになっていたんですね。
苦手なメイクカラーを選んでいたことで、余計に服が似合っていないように見えていたんです。
似合うメイクをしたら…?
メイクをしない=子供、メイクをする=大人なので、大人っぽい服を違和感なく着こなすにはメイクは必須です。さらにパーソナルカラーでメイクをすることで、一気に華やかさがアップし、服と調和がとれて「似合う」状態になりました。
また、普段イヤリングやピアスはされないそうですが、イヤリングをつけてもらいました。
アクセサリーをしない=子供、アクセサリーをする=大人。大人っぽい格好にはアクセサリーが映えます。
メイクとアクセサリーで首から上の華やかさがアップし、服と調和することで「なりたい自分」のイメージに近づけることができました。
お客さまのご感想
服とヘアメイクの調和、服とコスメの色選び、ピアス・イヤリングの活用と、魅力アップのためにできることがまだまだあるというのは、伸び代がたくさんあるということ。磨けば光るダイヤの原石です。
そして何より「なりたい自分は作れる!」と感じてもらえたことが嬉しいです!
好きな服が似合わないと感じるときは...
好きな服と似合う服が一致しないとあきらめる前に、「本当に?」と一度疑ってみることをおすすめします。
思い込んでいるだけで、実は好きな服=似合う服だった、というケースは少なくありません。
また、自分に自信がない人は、外見のコンプレックスや過去に人から言われた言葉から「好きな服が似合わない」「こんな自分には似合わない」というネガティブな思い込みを作ってしまいやすいです。
その思い込みが服やコスメ選びに制限をかけ、本来の魅力を発揮できず、いつまでも自信を持てないままになってしまいます。
自己否定が強い人は、セルフイメージを高める、ポジティブな思考を育てるなどマインド面からアプローチしていくのもおすすめです。
↓ファッションとマインドの関係性は無料の特典動画でも話しているので、こちらも参考にしてください。