おしゃれのコツ

ファッションセンスがある、ないはこれで決まる

こんにちは!さいとうです。

突然ですが、あなたは服のセンスに自信がありますか?

センスがない、センスがある
センスがいい、センスが悪い

は何で決まると思いますか?

知識だと思う人がいるかもしれませんし、生まれつきだ、遺伝だと思う人がいるかもしれません。

わたし
私は「センスは知識の集積」だと思っていました

自分の引き出しにないものはアウトプットできないですよね。だから、育った環境やあらゆる経験から得られるインプット(知識)によってセンスは決まるんだと。

ファッションセンスがある人やアパレルの販売員さんは昔から雑誌を読んだりいろんな服を見たり着たりして知識が集積されているからセンスがいい。インプットを増やせばセンスを良くすることができる、と思っていました。

でも、心理学・脳科学を学んで、どうやらそうではないらしい...ということに気づきました。

 

センスは五感の使い方で決まる

「ファッションセンスは五感の使い方で決まる」と聞いたらどう思いますか。

センスと五感?一体どういうこと?と、不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。

この理論を理解していただくために、まずは人によって異なる五感の使い方について解説していきますね。

 

人は五感の使い方で3つのタイプに分けられる

私たちは視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚という五感を通じて情報を処理しています。情報を処理する際、五感すべてをバランスよく使っているわけではなく、各個人が得意とする情報処理パターンがあり、人によって得意な感覚が違います。

得意な感覚を「優位感覚」と呼び、視覚優位、聴覚優位、身体感覚優位の3つのタイプに分かれます。
優位感覚は、右利きや左利きのようなもので、個人差があり環境によっても異なります。

◆視覚優位タイプ
視覚的な情報を通じて、物事を理解したり記憶したりする能力が強いタイプです。例えば、図形や色彩、パターンなどの視覚的な要素に敏感です。

◆聴覚優位タイプ
音や言語、音楽などの聴覚的な情報を通じて、情報を理解したり記憶したりする能力が強いタイプです。音声や音のニュアンスを細かく捉えることができます。

◆身体感覚優位タイプ
体の感覚や動作を通じて、情報を理解したり記憶したりする能力が強いタイプです。物理的な体験や体の動き、触覚情報によって情報を把握する傾向があります。

 

自分がどのタイプか知りたい方は、NLP学び方ガイド NLP総合ポータルサイトの「NLP VAKタイプ分け診断テスト」で診断できるので、やってみてください。(登録不要の無料診断です)
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3つの感覚のバランスは個人で異なる

3つの感覚の優位性は人それぞれで、ひとつの感覚が際立っている人もいれば、体感覚が強いけど視覚もよく使っていますというように複数の感覚に敏感な人もいますし、3つともバランスよく活用できる人もいます。

ちなみに私は、視覚優位タイプで、身体感覚もやや優位、聴覚はほとんど使えていません。

イメージコンサルタントも元々やっていたWebデザインの仕事もビジュアルに関するものなので、強みを生かして仕事をしていたし、今の仕事は適職なんだなと、優位タイプを知ったときに思いました。

 

ファッションセンスと優位五感の関係

さて、ここから本題に戻りますが、ファッションセンスがあるのはどのタイプかというと、、、

もう察しはついているかと思いますが、視覚優位タイプです。

ファッション雑誌はコーデ写真がメインで文字が少ないものが多いですが、あれは、視覚優位タイプの人が視覚優位タイプ向けに作っているんですよね。

だから、視覚優位な人は雑誌を見てスタイリングを真似たり自分のオシャレに生かしたりすることが自然にできます。
「見たら分かるじゃん」って、視覚優位の人は感じます。でもそれが、聴覚や身体感覚優位のタイプには伝わらないんですよね。

聴覚優位タイプは、説明文がない雑誌を見てもそれを自分のコーディネートにうまく生かすことができないし、身体感覚優位の人も、自分の体験がないのでピンとこない方が多いです。

ちなみに、イメージコンサルタントやパーソナルスタイリストの同業の方を観察していると、やはり視覚タイプが一番多いです。聴覚や身体感覚タイプだろうなぁというのは、発信しているSNSやブログを見るとだいたい分かります。

センスがいいなと感じるのは漏れなく視覚優位タイプの方です。

 

タイプ別ファッションセンスが良くなる方法

優位感覚によって、得意な情報処理の方法が異なるので、ファッションセンスを良くするには自分に合った方法で取り組むのがおすすめです。

 

センスを良くする方法

視覚優位タイプ
見て真似ることができるタイプ。配色センスが高い人も多い印象です。視覚タイプだけどセンスがない…と感じる人は、知識不足or実践不足が原因。お気に入りのコーディネートを探して真似することで、感覚的に良いバランスや組み合わせを掴んでいきましょう。

聴覚優位タイプ
理論で理解するタイプなので、理論やルールを理解して実践していくのがおすすめ。配色も感覚ではなく、こういう色にはこういう色を組み合わせるなど配色ルールを参考にする方がうまくいきます。

身体感覚優位タイプ
体験することで理解が深まるタイプ。雑誌やSNSを見たり頭で考えるより、試着をして体で学ぶ方が理解が早いです。たくさん試着をして比較をするとか、ショッピング同行サービスを利用してプロにアドバイスをしてもらうといった体験学習がおすすめです。

また、これはどのタイプにも共通することですが、センスを良くしたいなら「フィードバックをもらうこと」は重要です。

フィードバックをもらうことで、自分と周りの感覚の違いや間違いに気づけますし、うまくできていることがわかれば自信になります。

逆にフィードバックがないと、どこに課題があるのか、どこを伸ばせばいいのかわからず非効率になったり違う方向に進んでしまう場合もあります。

 

優位感覚は服選びにも現れる

優位感覚の概念を知ってから、優位感覚の研究が私の趣味になりました笑

相手の優位感覚を予想したり質問をしたりして、情報収集をして研究を進めてるんですが、「服選びにも優位感覚の特徴って出るなぁ」というのをよく感じます。

 

服選びの傾向

視覚優位タイプ
デザイン重視で選ぶ傾向。ひとめぼれ買いして失敗するタイプ。「着ている自分」や「組み合わせ」をイメージして買うことができるので、オンラインショッピングの失敗が比較的少ない

聴覚優位タイプ
衝動買いはせず、ブランドや機能性、コスパなど情報を収集してよく考えて買う傾向。ときめきより思考を優先するタイプが多い。吟味して買ったけど気持ちは上がらない…になることがある

身体感覚優位タイプ
トレンドを追いかけるより自分のこだわりで服を選ぶ人が多い傾向。着心地を重視し気に入ったものは長く愛用するタイプ。
肌触りやフィット感など着たときの感覚が大事なので、オンラインショッピングよりリアルショッピングの方がおすすめ。

 

ファッションセンスがある、ないは優位五感で決まる

ファッションセンスがある、ないの違いを、五感の使い方という視点でまとめました。

目で見るファッションは視覚タイプがセンスを発揮するところですが、聴覚タイプ、身体感覚タイプにもそれぞれ得意なカテゴリーがあります。聴覚タイプの方は歌や歌まねが上手い方が多いですし、身体感覚タイプの方は演技やスポーツで能力を発揮する方が多いです。

聴覚、身体感覚優位タイプの方から「服のセンスがないのが悩みです」と相談いただくことがありますが、落ち込む必要は全くなくて、強みが違うだけです。そして、自分に合う方法でセンスを育てていないからそう感じるんです。

得意不得意はあっても、自分の特性を知って自分に合った方法で取り組めば、ファッションセンスを良くすることは可能。

自分に合った方法で、センスアップしていきましょう!

 

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  • この記事を書いた人

斉藤まさみ

イメージコンサルタント/ライフコーチ。外見・内面の自信を育てる専門家。自己否定・他人軸を手放し、自分軸でおしゃれや人生を楽しむサポートを行なっています。愛知県名古屋市在住。

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