パーソナルデザイン

「似合う服」と「好きな服」が違って悩む理由

2019年5月29日

似合う服と好きな服

こんにちは、イメージコンサルタントの斉藤(@iDesign114)です。

先日Twitterに投稿したつぶやきの反応が結構よく、今もインプレッションが伸びているので、ブログにもまとめておこうと思って書いています。

 

お客様から寄せられる悩みのひとつ「似合う服が好きじゃない」問題について。

この悩みって、場合によってはとても深いです。

年齢とともに昔の服がしっくりこなくなり、「自分に似合うものが知りたい」とイメージコンサルティング を受ける方は多いと思うのですが、

「似合うファッションが知りたくて受けてみたら、似合うものは自分の好きじゃないテイストや色の服だった」と聞くことがあります。

好きな服を諦めないといけないわけではないですが、ガッカリ感はありますよね。そして、似合うものと好きなものの狭間で悩んでしまう人は「オシャレが辛い・憂鬱」になってしまいがちです。

オシャレの悩みが解消されるどころか、深めてしまいますよね。

ただこの「似合う服が好きじゃない」問題には主に2つのケースがあって、詳しく話をうかがうと、下のどちらかが当てはまることがほとんどです。

  1. 似合うものを限定的に捉えすぎている
  2. 自分の魅力を受け入れられていない

 

似合うものを限定的に捉えすぎている

これは真面目な人によく見られる傾向です。

例えば、

骨格ストレートはキレイめ。
パーソナルカラーの服しか着ちゃいけない。

みたいに、教科書通りの装いが正解と捉えてしまうから、本当は好きなファッションも似合うのに、似合わないと思ってしまっています。

似合うものの本質を理解すると、装いの幅はぐっと広がるしNGもないんですが、自らルールに縛られて動けなくなってしまうんですね。

このタイプは似合うものを正しく理解出来ると、悩みが解消できます。

新しい自分を発見したり、苦手なアイテムを攻略するために活用するのがパーソナルカラーや骨格診断の結果ですからね。

あと、「似合うもの」って外見的な特徴だけでなく、内面的に合っているかどうかも含みます。

見た目は清楚系だけど内面は男っぽい。こういう人は外見的にはパステルカラーが似合っても、鮮やかなブルーやピンクの方が着ていてしっくりきたりします。

なので、「似合うもの」をその人を作る外見という一面だけから見てしっくりきていない場合は、内面も合わせて考えてみると落としどころが見つかったりします。

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自分の魅力を受け入れられていない

時間がかかるのはこちらのタイプ。

「似合うもの=自分の魅力・個性」なので、「似合うものが好きじゃない=自分の魅力・個性は好きじゃない」とも言い換えられます。

自分を否定してるので、自分とは真逆のタイプやファッションに憧れることが多いです。

こういう人は、自分の魅力を受け入れられないと自分らしいオシャレの形はなかなか見つかりません。

似合うものを着ても楽しくないし、かといって好きなものを着ても違和感が残ってしまうし。逆に言うと、自己否定ではなく自己受容が進んで魅力を受け入れられるととても楽になります。

外見と内面は繋がっているので、自分への見方が変われば、服への感じ方も変わるんです。

似合う服を見つけたときに、「これわたしのための服じゃん! わたし以外にステキに着こなせる人いなくない!?」くらいテンションが上がる境地に至ると◎

実はわたしはもともと「自分の魅力を受け入れられていない」タイプで、魅力だと捉えられるようになるまで数年かかってます 笑。

  • 仕事ができそう
  • 話しかけづらい
  • クール
  • 気が強そう

など言われるたび、自分の外見的な特徴をコンプレックスだと感じていたし、つり目も地黒も嫌でした。

今でこそ、自分の魅力を生かしつつ、好きなものとバランスをとりながらオシャレを楽しんでいますけどね。

自分の自分に対する評価って、今まで経験したことや感じたことがベースにあって、考えグセも関係してきます。なので簡単に変えられるものではありません。人によってはそれなりに時間がかかるのが当然だし、少しずつ変化していくものでもあります。

自分の魅力を受け入れた上で「好き」な装いを選ぶのと、自分を否定したままで「好き」な装いを選ぶのとでは、同じように見えて心理的に大きな違いがあります。

 

自分らしいオシャレとうまくいく恋愛は同じ

オシャレに対する姿勢を恋愛に例えるのがわたしは好きなんですが、自分らしいオシャレとうまくいく恋愛は同じだと思っていて。

好きなタイプと自分に合うタイプ(自分が実際に選ぶタイプ)って、違いますよね。

例えば、好きなタイプは自由人。何かを夢中に追いかけている少年の心を持った人。

でも実際付き合ってみると、彼の自由さは魅力だけど、もっと構って欲しかったり、自分を一番に考えて欲しかったり。それでも嫌われたくないから不満を我慢して、溜めに溜めて最終的に爆発して恋愛終了。

こういうの、あるあるですよね。

魅力を感じるのは自由人でも、自分に合うタイプは無趣味で自分(あなた)を一番優先してくれる人。呼んだらいつでも会いにきてくれる人。不満をぶつけられる人。

だったりします。

好きな人と自分に合う人は違うんだ、と気づいて自分 に合う人を伴侶に選んだ友人は、みんな結婚生活が上手くいっています。

好きだけど合わない人を伴侶に選んだ友人・知人は、いつ離婚報告を受けても驚かない状況だったり、すでに離婚していたり。。

なので、似合うものと好きなものがイコールじゃないのは何もオシャレに限ったことではなく、よくあることです。

また、若い頃はなんでも似合うし着れるけれど、年を重ねるほど「好き」だけじゃ解決できなくなってきます。

好きも大事だし、似合うも大事。

どこで折り合いをつけるかはあなた次第です。

「自分の魅力を受け入れられていない人がどうしたら魅力を受け入れられるか」については続編を書きました。こちらもどうぞ^^

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  • この記事を書いた人

斉藤まさみ

イメージコンサルタント/ライフコーチ。外見・内面の自信を育てる専門家。自己否定・他人軸を手放し、自分軸でおしゃれや人生を楽しむサポートを行なっています。愛知県名古屋市在住。

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