【着回しのご提案】しっくり来ていないアウターを攻略！

こんにちは、イメージコンサルタントの斉藤（@iDesign114）です。

お洋服の断捨離後、コーディネート熱が沸々と高まっておりまして、使用アイテムを絞って誰に見せるでもなく、着回しコーデをひとり楽しんでいます 笑。

寝食を忘れて没頭できることが好きなこと、とよく言われるけれど、わたしにとってはコーディネートを考えることがそう。

コーディネートを考えているとよく、お客様に「すごく楽しそうですね」と言われます 笑。「楽しい！」が漏れてしまっているようで、、、笑。

今日はそんなわたしが大好きな仕事、ワードローブ診断をご利用くださったお客様の紹介です。

お悩み・ご要望はこちら。

30代後半で同世代のお客様、体型の変化によって着れる服が少なくなって、、、というお悩みには共感せずにいられません。

何を着ても似合う若い頃とは違って、加齢とともにしっくりこない服やスタイリングが増えてくる、、、

あるあるですよね。

「春夏は何とかいけそうなので秋冬ものを見て欲しいです」ということで、季節外れですが秋冬ものを中心にワードローブチェック、着回しの提案をしてきました！

なんかしっくりこないアウターを攻略！

よく着ていたコーディネートやなりたいイメージを伺いながら、「手放そうか迷っているアイテム、いまいち攻略できなかった（活用できなかった）アイテム」を出していただきました。

その中のひとつが「昨冬に購入したものの、しっくり来ていないアウター」。

しっくり来ていないアウターはシャープなVネックのノーカラーのロングコート。
形も長さもトレンドど真ん中で、これ一枚あればどんなコーディネートも今っぽく見えるのでは？と思ったのですが、試着していただいてしっくりこない原因がわかりました。

この2点。しっくり来ない理由がわかれば、対処は簡単です。

【苦手なコート攻略法その1】似合う度合いを高める

Vネックがコートのデザインポイントではあるんですが、直線が強くどうしてもS様の顔立ちだと違和感が出てしまうため、スヌードで Vネックをなしに 笑。そうすると一気に、あり！なコートに。

また、S様は下半身に重心がくるタイプなので、首元にポイントを持ってくるとスタイルアップも叶い一石二鳥。

別バージョンで、タンスの肥やしになっていたマフラーを復活させました。
左はキレイめに、右はカジュアルMIXで。

【苦手なコート攻略法その2】目線を逸らす

シンプルなインナーだとどうしてもコートのシャープなネックラインに目がいってしまうので、カラーニットで中和させる作戦です(・∀・)

ざっくりニットの黄緑色は、パーソナルカラースプリングのS様にとってもお似合いなカラー。
顔映りがよいのはもちろん、こういう、「誰でも着れる色じゃない自分の得意色」は装いを差別化してくれます。

自分らしい装いに「色」はやっぱり外せませんね。

ニットに目が行くので、コートの直線感があまり気にならなくなりました。
また、S様は胸元を空けない方がスタイルアップするため、タートルネックのニットはその点も◎

ここでS様から、「同色コーデみたいなのに憧れがあるんですけど、上手くできなくて、、、」とご相談が。

だったらこんな感じはいかがですか？ と提案して気に入っていただけたのがこちらのコーデ。

完全にインナーが隠れています 笑。

照明の関係で色がわかりにくいんですが、足元は白のスニーカー（買い換えていただく予定）、ボトムは白のパンツ（こちらもウールの白パンツを買い足していただく予定）。
明るいベージュのふんわりニットに、茶系のチェックマフラーとコート。

白〜茶色のグラデーションで全体をまとめました。

バッグはお洋服に合わせて茶系でももちろんいいんですが、くすんだグリーンのバッグがコートのトーンと合いますね、ということでバッグはあえてグリーンに◎

いまいちしっくり来ない→一軍アイテムに

こんな感じで、しっくり来なかったコートは一軍コートに格上げされました＾＾

S様はバッグとマフラーが充実していたので、コーディネートがシンプルでも味付けを色々変えられます。

長くなったので、後編の「下半身のボリュームをカバーしてくれるスカート＆パンツコーデ」は次回の記事で書きたいと思います。