オンラインと対面で行なっている顔タイプ診断。
対面の方には似合う帽子の説明とともに試着をしていただいているのですが、「似合う」の理由が理論的で腑に落ちて、試着をするとよくわかる!と好評をいただいています。
帽子が苦手なひと、多いですよね。
今まで被ったことがなかったから、いざ被りたいなぁと思ってもどういう形を選べばいいのかわからなかったり、どれを被っても似合ってるのか似合ってないのかイマイチわからなかったり。
そこでこの記事では、「似合う帽子」のヒントをお伝えしたいと思います。
顔型でも、丸顔のひとはトップの高い帽子、面長さんはトップの低い帽子が似合いやすい、など似合う帽子の傾向は色々ありますが、この記事では「顔のタイプ」で見ていきます。
- どんな帽子が似合う?
- 帽子は似合わないと思って避けてきた
- 夏用の日除けの帽子を探したい
というひとは、ぜひ参考にしてみてください◎
子供顔か大人顔か
似合う帽子は顔の何で分かるの?というと、世代感と形状です。
まず見るのは世代感。
童顔なひと、年の割に大人っぽい顔立ちのひと、いますよね。
子供顔の特徴をもう少し言語化すると、縦より横幅が目立つ丸顔や横長のベース型タイプのひと。
遠心顔でパーツが小さめ。
それからパーツが顔の下側に寄っているひと。
反対に大人顔は、横より縦幅が目立つ面長や卵型、縦長のベース型タイプ。
求心顔でパーツが大きめ。
顔の上側にパーツが寄っているひと。
もちろん個人差はありますが、上記の傾向が強ければ強いほど、子供顔or大人顔になります。
童顔なひと、昔から年齢より若く見られるひとは子供顔。
昔は老けて見られたけれど、ある年齢を超えたら年齢が顔に追いついて若く見られるようになった、というひとは大人顔の傾向あり。
この世代感が「似合う」にどう影響するのかというと、
子供顔のひとは、いわゆる子供っぽい帽子が似合います。例えばカジュアルなキャップやキャスケット、ベレー帽など。
大人顔のひとは、いわゆる大人っぽい帽子が似合います。つばの広い女優帽やハット。
ただこれは単純に帽子の種類で分けたときの傾向で、自分に似合いやすい傾向を抑えておけば応用がききます。
例えば、夏に欠かせない麦わら帽子。特に小さいお子さんのいるママさんは必須ですよね。
子供顔のひとはカジュアルな雰囲気のもの。
大人顔のひとはエレガントな雰囲気のもの。
同じアイテムでも、似合う傾向の高いデザインや素材感のものを選んでもらうとしっくり来ます。
麦わら帽子自体はカジュアルな部類に入るので素材的には子供顔のひとの方が得意ですが、デザインでエレガントな雰囲気に寄せてあげれば大人顔のひとも似合いやすくなります。
ちなみにわたしは子供顔タイプですが、Athena New York(アッシーナニューヨーク)の麦わら帽子、持ってます。
ブリムが広くてエレガントな雰囲気の麦わら帽子です。
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でも実は、あんまりしっくり来てなかったんです 笑。
カジュアルな服が多いせいかと思ってたけど違ったみたい。
特に帽子は顔の近くにあるので、どうしても顔の印象に引っ張られます。
顔の雰囲気に合っていないと違和感が出るのは当たり前ですね。
直線的か曲線的か
顔立ちに線を感じるか丸みを感じるか、も似合う帽子に影響します。
エラや頬骨が目立つひとや、唇が薄い、眉が濃く直線的なひと、目が細い・切れ長なひとはどちらかというと「線」を感じる直線タイプ。
頬やフェイスラインに丸みがある人や、唇がぷっくり厚い、眉が薄く曲線的なひと、ぱっちり二重で目が丸いひとはどちらかというと「丸み」を感じる曲線タイプ。
直線タイプのひとは、直線的な帽子が似合います。
曲線タイプのひとは、曲線的な帽子が似合います。
例えば、クラウン(頭頂部)の中央を縦に折り込んだ中折れ帽子は直線を感じるデザイン。
クラウン(頭頂部)が丸い帽子は曲線を感じるデザイン。
直線タイプは男性的、曲線タイプは女性的な印象を与えるので、かっこいい感じの帽子か女性らしい雰囲気の帽子か、イメージで判断してもらってもOKです。
顔タイプ別「似合う帽子」まとめ
顔と帽子は同時に目に入るので、帽子はお洋服以上に顔の印象の影響を受けます。
なので、顔の印象にあった帽子を選ぶと馴染みやすいんですね。
とおっしゃる方がたまにいますが、それは帽子が似合わないんじゃなくて、大抵は似合わない帽子ばかり試してるか買ってるから(メイクやファッションに合っていない場合もありますが)。
顔立ちの傾向を客観的に分析すると、似合う帽子の傾向が見えてきます。
もしくは、今持っている帽子でよく被っているもの、被っていないものを分けてみるだけでも共通点が見つかるかもしれません。
使用頻度の高い帽子をよくよく見てみたら、わたしは直線的な帽子ばかりでした 笑。
感覚的でも、自分に似合うものを自然と選んでいるんですよね。
ただ、子供顔or大人顔、直線or曲線のジャッジは、分かりやすいひとは自分でもはっきり分かると思いますが、色んな要素が混じっているひとはなかなか難しいかもしれません。
プロの力が必要でしたら、ご相談くださいね^^
おすすめ本
顔タイプ診断の理解を深めたい方へ。