似合う服を知ることは、服選びのストレスから解放されたり、自分の目指す方向性を決めるのに役に立ちます。
でも、似合う服はおしゃれの全てではなく、あくまでひとつの要素。
似合う服と好きな服が違う場合もありますし、「似合う服」の基準があった方が服選びが楽になる人もいれば、縛られすぎてつまらない、となる人もいます。
「似合う服を着ることにこだわり過ぎて、逆に何を着ればいいかわからくなりました...」という人には「着たい服を納得して着る方がいいですよ」とお伝えしています。
私は骨格ストレートですが、骨格タイプ的にNGと言われるものも全然着ます。
「似合う服」に縛られてなかなか服を選べない人に、私の実例が参考になればと思ったので、実際に着ている「骨格ストレート的NG服」をまとめてみました。
起毛ニット
骨格ストレート的に、起毛ニットはボリュームがでるアイテム。
「似合う服を着ること」にこだわっていた頃はウールのニットばかり着ていましたが、そればかりじゃつまらないなと思って最近はモヘアなど起毛のニットも選んでいます。
すっきり着られるわけではないけど、ニットの柔らかさが好き。
ウールとは素材感が異なるので、例えばウールのパンツと合わせるとコーディネートに奥行きがでるなど、おしゃれ度アップの役割もしてくれています。
タートルネック
冬のVネックは寒い...。首元はあったかくしたいという欲求が「似合う」を上回るので、タートルネック率高めです笑。
「おしゃれは我慢」っていうけど、それを良しとするかは自分次第。私は我慢するより快適でいたいので、冬は特に我慢しません。
ノーカラー×ファーのアウター
ノーカラーでファーは骨格ストレート的に似合う度は低いけど、ファーの柔らかさが好きなんですよね。
また、ウールのアウターとは違う感じになるから新鮮。柔らかい印象に持っていきたいときにも使えます。
私は着痩せをそんなに重視していなくて、「好き」を優先して選びます。
ファーベスト
またぎにならないように気をつければ、シンプルなトップスもなんかおしゃれになる使えるアイテム。
ボトムの選び方でバランス調整可能です。
チョーカーネックレス
これは服じゃないけど、トレンド感が出るお気に入り。
骨格ストレートは短いネックレスはNGと言われますが、短い方がコーディネート全体で見た時にバランスがよいこともあります。
自分の価値基準に合わせて服を選ぼう
似合うことが一番重要!という人もいれば、好きかどうかや着心地、着痩せが大事という人もいます。
私の場合は、似合うことよりも、自分が着た時にワクワクすること、トレンド感があることの方が優先順位が高いので、その基準に沿って服を選んでいます。
価値基準は人それぞれ。「似合う」に振り回されている人は、自分にとっての優先順位を明確にするのがおすすめです。
「似合わせ」の方法は色々ある
ここまで読んで「じゃあ、イメージコンサルティングや骨格診断は必要ないじゃないか」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
「苦手なアイテムをどういう風に取り入れたら良いか、どう似合わせるか」を考える上で、イメージコンサルティングや骨格診断の知識は役立ちます。
そして、選び方、合わせ方、着こなし方etc...着たい服を似合わせる方法はたくさんあります。
「似合う服を選ばなきゃ」より「着たい服はどうやったら攻略できるかな?」って考える方がおしゃれを楽しめますよ。