こんにちは、イメージコンサルタントの斉藤(@iDesign114)です。
夏になると増えるのが「着痩せ」に関するご相談。
年齢を重ねると基礎代謝が落ち、本当に痩せにくくなりますよね。わたしも30代に入ってから8キロほど太ってなかなか体重を戻せずにいるので、「なんとか着痩せを、、、」と願う気持ちはとてもよく分かります。
一番いいのはもちろん、食事に気を使いつつ、体を動かしたり筋トレをして脂肪を燃やしやすい身体を手に入れること。
ですが、ダイエットを成功させるには強い意志と継続が必要です。
その点「着痩せ」なら、苦労をしたり我慢したりせず「痩せ見え」を手に入れることができます。
この甘い気持ちもとてもよく理解できます 笑。この仕事について、着痩せのノウハウを日々生かしまくっていますから 笑。
ただ気になるのは、間違った着痩せノウハウを信じてしまっている人が多いことです。
間違っているというか、正しく伝わっていなかったり、個人差があったりするものが多い。
その中のひとつが「黒を着ると痩せて見える」というもの。一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
体型が気になる、、、というお客様に会うと、黒ずくめだったりダークカラーで全身をまとめている方が少なくありません。
でも「とりあえず黒を選んでおけばいい」という考えは間違いです。
黒は収縮色なので痩せてみえるという理論
白は膨張色、黒は収縮色なので痩せてみえると言われます。
暖色よりも寒色の方が痩せてみえる、もよく聞く話です。
上記の色の心理効果についてはその通りなんですが、じゃあとにかく「黒」を選びさえすればいいのかというと、そういうわけではありません。
服を構成しているものは「色」だけではないので。素材、デザインによって同じ色の服でもサイズ感が違ってみえます。
サイズや素材の合っている白い服の方が、合っていない黒よりも痩せて見える、というのはよくあることです。

トップス右は白ではないですが、明るいベージュなので膨張色。でも素材とデザインの違いで左よりもスッキリ着痩せして見えます。

白のタイトスカートでもスッキリ見せることは可能◎
上記のお客様実例を見てもわかるように、色よりも素材やサイズ感による見え方の違いの方が大きいです。
特に、太った部分を隠したいという心理からサイズの合っていない服を選んでいる方は多くて、普段着ている服よりもワンサイズ落とした方が痩せて見えるケースによく遭遇します。
あとこれは余談ですが、黒は似合う人を選ぶ色です。人によっては顔がくすんで疲れて見えたり、老けて見えたりします。30代後半以降は特に、似合うor苦手が顕著に出ます。
着痩せと引き換えに顔色の悪さが出てしまうこともあるので注意が必要。
反対に膨張色の白は、トップスに持ってくるとレフ板効果を発揮して顔映りが明るくなったり血色や透明感がアップしたりします(※似合う白を選んだ場合)。
着痩せも大事ですが、全体の印象にも目を向けて、服を選んだりコーディネートを考えていただくのがおすすめです。
大事なのは自分にあった素材、デザイン(サイズ感)を知ること
ここまでの内容で、色だけでは不十分、ということが分かっていただけたでしょうか。
むしろ、素材やデザイン(サイズ感)の方が重要で、色だけに目を向けてもあまり意味はないんですね。
そしてこの素材やサイズ感は、どんな骨格でどんな太り方をするタイプかによって似合うものが変わります。
着痩せノウハウなるものは巷にたくさん溢れていますが、体型や骨格には個人差があるので、全ての人に共通して使えるノウハウって実はあまりありません。
モテコーデと同じで、どんなアイテムを選べばいいか、どんなバランスがいいかは人それぞれ。
なのでまずは、自分の特徴を理解すること。そして自分に合う素材とデザイン(サイズ感)を知ることが、本当の着痩せへの第一歩となります。
誰でも着痩せする方法
最後に、わたしが考える着痩せの方法をお伝えしておくと
https://twitter.com/masapopopo0201/status/1156024555237851136
この記事では
- 骨格タイプ(特徴)を知る
- 自分に似合うデザイン(サイズ感)、素材を知る
の重要性について書きました。
3つ目の「隠すところと出すところのメリハリ」についてはまた別の記事で解説したいと思います。
自分に合う素材、デザイン(サイズ感)や自分に合った着痩せの方法は骨格診断でお伝えしています。
着痩せだけでなく、全体の印象も一緒に見て欲しい方にはイメージコンサルティングがおすすめです。